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平成30年度全国学力・学習状況調査結果

印刷用ページを表示する更新日:2018年12月3日更新

1 調査概要

本調査は、児童・生徒の学力や学習状況などを把握することを目的としています。教科に関する調査として、国語・算数・数学で「主として『知識』に関する問題A」と「主として『活用』に関する問題B」が出題されました。また「質問紙調査」として、学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面などに関する調査が行われました。

2 実施状況

実施日     :平成30年4月17日(火曜日)
対象校(学年):小学校(6年生対象)3校、中学校(3年生対象)1校
参加人数    :小学校196人、中学校174人 計 370人

3 各教科に関する調査の結果分析

小学校

【全体的な傾向】

各教科における町内公立学校と県内公立学校の平均正答率を比較したところ、小学校では、国語Aと理科では「ほぼ同程度(±5%以内)」、国語Bと算数A・Bでは「やや低い(-10%以内)」傾向にありました。

国語A(〇、▲は県の正答率と比較し顕著な項目)

〇 日常生活で使われている慣用句の意味を理解し、使うこと。
▲ 目的に応じて必要な情報を捉えること。(読むこと)

国語B(〇、▲は県の正答率と比較し顕著な項目)

〇 推薦するためには、他のものと比較して書き、よさが伝わることを捉えること。(書くこと)
▲ 目的に応じて、文章の内容を的確に押さえ、自分の考えを明確にしながら読むこと。(読むこと)
《コメント》
「読むこと」については、「文章の内容を的確に押さえ、考えを明確にしながら読む」など、ねらいを明確にして授業を展開するとともに、読書活動の更なる推進を図ります。

算数A(〇、▲は県の正答率と比較し顕著な項目)

〇 角度の求め方や、一方の量が揃っているときの混み具合の比べ方。(量)
▲ 百分率の求め方や、折れ線グラフからの変化の特徴を読み取ること。(関)

算数B(〇、▲は県の正答率と比較し顕著な項目)

〇 示された情報を解釈し、条件に合う時間(数値)を求めること。(数・量・関)
▲ 示された考えを解釈し、条件を変更して数量の関係を考察し、分配法則の式に表現すること。(数・関)
※『数…数と計算』『量…量 と測定』『図…図形』『関 …数量関係』を表す。
《コメント》
与えられた情報が複数もしくは複雑化すると正答率が下がることから、目的に応じて資料や情報を収集して分類整理する活動を取り入れるとともに、自分の考えの根拠を明確にさせ、互いの解釈を共有し、理解を深められるよう指導の充実を図ります。

理科(〇、▲は県の正答率と比較し顕著な項目)

〇 物を水に溶かしても全体の重さは変わらないことを、食塩を溶かして体積が増えた食塩に適用すること。(物質)
▲ 電流の流れ方について、予想が確かめられた場合に得られる結果を見通して実験を構想すること。(エネルギー)
《コメント》
学習内容がおおむね身に付いており、児童質問紙でも肯定的回答が多く、児童による主体的な学習活動が展開されていることが伺えます。電流など、課題とする単元をしっかり復習するとともに、科学的な見方・考え方の育成をめざし、問題解決的な学習活動の充実を図ります。

小学校各校における指導改善の手立て等について [PDFファイル/175KB]

中学校

【全体的な傾向】

各教科における町立学校と県公立学校の平均正答率を比較したところ、中学校では、いずれの教科も「やや低い(-10%以内)」傾向にありました。

国語A(〇、▲は県の正答率と比較し顕著な項目)

〇 文脈に即して漢字を正しく読むこと。
▲ 歴史的仮名遣いを現代仮名遣いにすることおよび古典に表れたものの見方や考え方を理解すること。(伝統的な言語文化など)
《国語B》
〇 話の展開に注意して聞き、必要に応じて質問すること。(話すこと・聞くこと)
▲ 登場人物の言動の意味などを考え、内容の理解に役立てること。(読むこと)
《コメント》
聞き方・話し方のポイントを押さえた「学びのステップ」による指導が定着しつつある一方で、「読むこと」に課題が見られます。古典に親しむ場を増やすとともに、文学的な文章を読む際には、複数の場面や描写、複数の人物の言動を関連付けて読むよう指導の充実を図ります。

数学A(〇、▲は県の正答率の比較し顕著な項目)

〇 簡単な比例式を解くことおよびひし形の性質を理解すること(数と式・図形)
▲ 四角錐と四角柱の体積の比率および表などを利用して確率を求めること。(図形・資料の活用)
《数学B》
〇 3つの計算の順番を入れ替えたときの計算結果を数学的に表現すること。(数と式)
▲ 事象を数学的に解釈し、問題解決の方法を数学的に証明すること。(関数)
《コメント》
基礎・基本を定着させる取り組みにより、簡単な計算や図形の性質についての学習内容は身に付いている一方で、資料の読み取りや数学的な解釈、問題解決などに課題が見られます。引き続き、基礎・基本の確実な習得を図るとともに、既習事項を生かした授業展開による論理的な記述の育成などを図ります。

理科(〇、▲は県の正答率と比較し顕著な項目)

〇 ガスバーナーの扱いや日本の天気の特徴に関すること。(地学的領域)
▲ 化学変化を表したモデルで説明すること。(化学的領域)
《コメント》
化学変化など知識の活用を必要とする問題に課題が見られました。身の回りの現象と関連付けたり原子や分子などのモデルを視覚化したりするなど、指導の工夫を図ります。

4 児童・生徒質問紙調査の分析(校種別に見たときのポイント)

小学校

〇 学校のきまりを守ること。
〇 家で、学校の授業の予習・復習をすること。
〇 地域の行事に参加すること。
〇 算数や理科の授業への臨む姿勢や、将来生かしていこうとする姿勢。
▲ 朝食を毎日食べること。
▲ テレビのニュース番組やインターネットのニュースを見ること。

中学校

〇 いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思うこと。
〇 地域の行事に参加すること。
〇 地域社会などでボランティア活動に参加すること。
〇 理科の授業へ臨む姿勢や観察・実験の頻度を問う項目。
▲ 自分にはよいところがあると思うこと。
▲ 朝食を毎日食べること。
▲ 家で、自分で計画を立てて勉強すること。
▲ 地域や社会をよくするために何をすべきか考えること。

《コメント》

その他にもスマホなどの使用時間が長い傾向にあり、ネットトラブルや依存症なども身近な問題となっています。本年度の「教育委員会やPTAとの懇談会」では、以前作成したリーフレットの見直しを行うなど、その啓発に取り組んでいます。
一方で、学習に対して前向きに取り組んでいる児童生徒の割合が多く、生き生きと学校生活を送っている様子もうかがえます。
子どもたちの確かな学力や豊かな心、そして健やかな体を育むには、学校や家庭、地域の連携が大変重要です。引き続き、町民の皆さまにも学校教育や家庭教育に対してのご理解・ご協力をお願いします。

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